ゲーリン尚子作品集2024

62ページオールカラー作品集

●作品名：ゲーリン尚子作品集 2024
●作家名：ゲーリン尚子
●ジャンル：アート作品集
●ページ数：62ページ
●サイズ：21x29.7cm

時間と記憶、そして再生と変容を繰り返す魂の本質「Core」に焦点を当てています。経済や広告の世界での活動を経て、健康を損ねたことが契機となり、アートという表現手段に立ち戻りました。その過程で幾度となく夢や生に向けての挫折と再生を経験したことで、無垢な魂「Core」の再生と循環を軸に、抽象立体、インスタレーション、絵画といった技法を用いて思考と対話を深めるプロセスとして美術に取り組んでいます。

制作には、日本の伝統的な素材である和紙やアクリル、樹脂といった物質と、デジタル技術を組み合わせることが重要な要素となっています。これらの素材は、物理的な手触りとデジタルの無形性を交錯させ、過去と現在、そして未来の時間軸を織り交ぜるようなアプローチを可能にします。

作品を通じて表現したいのは、物事の表層を超えた深層にある「Core」です。そこには、過去の記憶や経験が積み重なりながらも、常に新たな形へと再生し続ける魂の姿があります。この「Core」との対話を通じて、観る者が自らの内面と向き合い、再生と浄化の力を感じ取ってもらえることを願っています。アートは、その瞬間にとどまらず、永続的な変化を促すものとして存在し続けたいと考えています。

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ゲーリン尚子プロフィール

大学卒業後、経理職、広告企画、アートディレクションを経て、幼少期からの念願だったファインアートを学ぶため渡米。Washington D.C.のCorcoran School of Artで学び、スミソニアンをはじめとする多くの美術館・博物館で膨大な人類遺産やアート、多様な文化背景を持つ人々と触れ合う。学費と滞在費を賄うため、Internet黎明期にWebデザイナーとしての活動開始と同時にインタラクティブなデジタルアートにも着手。New York、Italy、東京での発表後、体調不良で一時作家活動を休止するも、2020年より関西に発表拠点を移し再スタート。無垢の原型の再生と循環、場に集積する記憶をテーマに、平面、立体、インスタレーションで表現を続けている。